万葉歌碑地図、浜松市が改訂 「令和版」を新調

2020年10月31日 05時00分 (10月31日 05時03分更新)
改訂された令和版「はままつ万葉歌碑・故地マップ」

改訂された令和版「はままつ万葉歌碑・故地マップ」

  • 改訂された令和版「はままつ万葉歌碑・故地マップ」
 浜松市内に点在する万葉集歌碑の場所や和歌の内容を紹介したパンフレット「はままつ万葉歌碑・故地(こち)マップ」(A3判・三つ折り)が改訂された。二〇一二年四月に初回版が作られてから八年以上が過ぎ、歌碑の移設などがあったため、市が「令和版」として新調した。 (伊藤一樹)
 十六カ所にある万葉歌碑二十五基の写真を載せ、歌の詠み方や大意を解説している。万葉歌は計十三首。所在地は略図で明示しており「万葉散歩」の手引に役立つ。
 歌碑の揮毫(きごう)者も記載。江戸時代に「万葉考」などを著した国学者の賀茂真淵、文化功労者で万葉研究の第一人者として知られる犬養孝さん、民俗学者の桜井満さんらの名前がある。
 山上憶良(やまのうえのおくら)が子を思う気持ちを詠んだ「銀も 黄金も玉も 何せむに まされる宝 子にしかめやも」の歌碑は、旧浜北区役所から万葉の森公園(浜北区平口)へ移設。旧浜松文芸館(中区鹿谷町)の歌碑は、同館がクリエート浜松(中区)に移転しても元の場所に残っているという。
 マップの初回版は、浜松市制百周年記念「万葉の心」プロジェクト実行委員会が製作したが、今回は市が製作。計五千部印刷し、万葉の森公園、浜北区まちづくり推進課(なゆた・浜北内)、各協働センターで無料配布している。

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