名口上、気分は時代劇 白須賀小児童が講談体験

2020年10月31日 05時00分 (10月31日 05時03分更新)
抑揚とリズムを付けながらせりふを読み上げる児童ら=湖西市白須賀小で

抑揚とリズムを付けながらせりふを読み上げる児童ら=湖西市白須賀小で

  • 抑揚とリズムを付けながらせりふを読み上げる児童ら=湖西市白須賀小で
 日本の伝統話芸、講談の世界を体験して学ぶ授業が二十九日、湖西市白須賀小学校であった。四〜六年生の九十人が張扇(はりおうぎ)を手に「水戸黄門」の名ぜりふなどに挑戦した。
 静岡市出身の講談師で故・六代目宝井馬琴さんの弟子の琴星さんと、孫弟子の琴鶴さんの二人が講師を務めた。落語や浪曲との違いや、釈台や張扇といった用具を説明。講談「塚原卜伝(ぼくでん)と宮本武蔵鍋蓋(なべぶた)試合」を演じながら、場面や人物の演じ分け方を解説した。
 児童らは、東海道の宿場町を順に読み上げる「東海道往来」や「水戸黄門」のほか、自由にアレンジした講談調の学校自慢に挑戦。代わる代わるステージに上がり、リズムよくせりふを読み上げた。教員有志も演じ、助さんや格さんになりきって「この紋所が目に入らぬか」と声を張り上げた。
 黄門役を演じた五年の佐藤慎哉君(10)は、張扇でひときわ大きな音を響かせた後、「大きな音が出るのに折れることはなく、丈夫に作られていると感じた」と笑顔を見せた。
 琴星さんらによる講談教室は県文化財団が主催し、毎年県内各地の小中学校で開かれている。 (鈴木太郎)

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