能登の幸 県内外でモグモグ 催し、ネット販売 企画へ

2020年10月31日 05時00分 (10月31日 10時09分更新)
NPO法人として再始動するチーム能登喰いしん坊=穴水町川島の森本石油で

NPO法人として再始動するチーム能登喰いしん坊=穴水町川島の森本石油で

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チーム喰いしん坊 NPO法人化


 能登地方の食材をPRする有志の任意団体「チーム能登喰(く)いしん坊」は、今年結成から十年がたったことから、NPO法人として始動する。今まで穴水町や七尾市中島町が中心だった活動範囲を、能登地方をはじめ県内や富山県にまで拡大し、能登の食文化の魅力を発信していく。専用のインターネットサイトも立ち上げる予定。三十一日から、運営資金をネットで募るクラウドファンディングで支援を求める。 (森本尚平)
 同団体は、二〇一〇年に結成し、穴水町で二月に開かれるカキの催し「雪中ジャンボかきまつり」などの催しで屋台を出店。カキや能登ワイン、いしるなど能登の食材をふんだんに使ったチャウダーやカレーを販売してきた。小木港(能登町)のイカとカキを使ったイカ焼き「能登ぺったんこ焼き」も人気で、今年二月にはイノシシ肉を使ったシチューを売るなどジビエ(野生鳥獣肉)活用にも力を入れる。
 活動場所や回数が限定的で、今年は新型コロナウイルスによる活動減もあり、代表の森本敬一さん(50)は「もっと活動の幅を広げ、能登の食材を通じた交流を進めていきたい」とNPOとして取り組み強化を決意。法人格を得て、より能登の食材の魅力発信に力を入れていく。
 今後、団体独自の食の催しを企画するほか、ネットサイトも来春以降に開設。カキといった旬の食材や能登の塩などを販売し、生産者や食文化、歴史も紹介していく。
 加えて、能登食材を使った商品の認定ブランド創設も視野に入れる。「能登の食材を何割以上使っている」などの独自基準を設けた認定マークを発行し、観光客らに手に取ってもらいやすい工夫を凝らす。団体事務局の木下亮さん(33)は「販売者と消費者双方に分かりやすい『見える化』で販売促進につなげたい」と話す。
 団体メンバーは四十人ほどで、ワイン用ブドウや塩、いしるの生産者のほか猟師や移住者など多士済々。森本さんは「その道のプロが多く集まっている。NPOとなって県内外の多くの人にチーム能登喰いしん坊の存在や活動を知ってもらいたい」と力を込める。木下さんは「テーマは『みんなでモグモグ』。食べ物だからできる貢献もあると思うので、多くの人と楽しくおかしくにぎやかにやっていきたい」と話し、「食」でつなぐ人の輪を広げたい考え。

クラウドファンディング 3000円から

 記載のQRコードから、クラウドファンディングのサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」の「チーム能登喰いしん坊」が閲覧できる。
 目標金額は三百万円で、十二月三十一日まで。三千円から支援でき、返礼品として金額に応じて能登かきのチャウダーやカレーのレトルト食品、カキの一斗缶、能登牛のすき焼き用肉などが贈られる。
◇クラウドファンディングのキャンプファイヤーのサイト

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