自分の名前 ロゴに変身 金大付属小児童が制作

2020年10月31日 05時00分 (10月31日 10時11分更新)
千原徹也さん(右)のアドバイスを受けながらロゴマークを作る児童たち=金沢市平和町で

千原徹也さん(右)のアドバイスを受けながらロゴマークを作る児童たち=金沢市平和町で

  • 千原徹也さん(右)のアドバイスを受けながらロゴマークを作る児童たち=金沢市平和町で
  • 自身のローマ字表記の名前を好きな動物で表現した高橋沙希さんのロゴマーク=金沢市平和町で

図工授業にプロ招き

 アートディレクターとして活躍する千原徹也さん(44)を招いた図工の授業が三十日、金沢市平和町の金沢大付属小学校であり、三年生九十六人が自分の名前に将来の夢や好きなものを組み合わせたオリジナルロゴマークを作った。 (榊原大騎)
 千原さんは京都府出身で、デザイン会社「れもんらいふ」(東京都)の代表。テレビ番組のロゴマークやCDジャケットのデザイン、テレビCMの制作などを手掛けている。夢をかなえたさまざまな分野の社会人が子どもたちに動画でメッセージを伝える同校のサイト「NEO Teachers(ネオ・ティーチャーズ)」に出演したのがきっかけで来校した。
 児童たちが一堂に会した会場で千原さんの動画が紹介された後、本人がサプライズで登場すると大歓声が湧いた。千原さんは自身の仕事を紹介しながら、「大人になってもずっと使う自分のロゴを作ってみましょう」と呼び掛けた。
 児童たちは各教室に分かれ、制作を開始。将来の夢や好きなもののほか、自分の名前の漢字から連想できるものなどを絵や文字で表現し、三十分ほどで仕上げた。動物が好きで、自身の名前のローマ字表記を一文字ずつ猫やウサギ、犬、クマになぞらえた高橋沙希さん(9つ)は「自分の名前を絵にするのが楽しかった」と話していた。
 児童一人一人の個性が発揮された作品に、千原さんは「僕は良いロゴを作る自信があって仕事しているけれど、みんなのには勝てないし、誰のが一番かは選べない」。将来に向けて「大人になると絵は上手になるけれど、感性や自由度はどんどん落ちてしまう。今の感性を思い出すために、きょう描いたものは大人になるまで持っていてほしい」と語り掛けた。
 児童たちには自身が制作したポスターをプレゼント。昼食も共にし、交流を深めた。

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