大きくなって帰ってコイよ 福岡 園児が小矢部川に稚魚放流

2020年10月31日 05時00分 (10月31日 10時15分更新)
コイの稚魚を放流する園児=高岡市福岡町の小矢部川・土屋親水公園で

コイの稚魚を放流する園児=高岡市福岡町の小矢部川・土屋親水公園で

  • コイの稚魚を放流する園児=高岡市福岡町の小矢部川・土屋親水公園で
 コイの産地として知られる高岡市福岡町を流れる小矢部川の土屋親水公園で二十九日、地元の成田養魚園で育てられたコイの稚魚六百匹を高岡第一学園福岡ひばり園の園児が放流した。 (武田寛史)
 放流は、小矢部川漁協と県養鯉(ようり)振興会の主催。同漁協の井村昭彦組合長(77)は「小矢部川は大切な川。コイの赤ちゃんが元気に大きくなれという気持ちで放してください」とあいさつ。コイは、昨年六月から飼育されて成長した体長一五〜一八センチのマゴイ。五歳児四十六人が川に放し「大きくなってね。いってらっしゃーい」と見送った。
 福岡町では古くは農家が水田でコイを養殖し、戦時中は貴重なタンパク質として養殖が盛んだった。成田養魚園は明治期からコイを育て始め、マゴイとニシキゴイ計三万〜五万匹を養殖している。体長三〇センチ以上は約七千八百匹で、体長一メートルを超える大物も。食用、観賞用が半分ずついる。
 県養鯉振興会長で、成田養魚園の成田戦一(せんいち)会長(82)は「昔はわき水が多くあって、どこの農家も兼業でコイを飼っていた。子どもに地元のコイを知ってほしい」と話した。

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