クマ 来月さらに注意を 県注意喚起 昨年月別で人身被害最多

2020年10月31日 05時00分 (10月31日 10時17分更新)
 県自然保護課などは三十日、昨年、クマによる人身被害が月別で最多だった十一月を前に、県民に改めて注意喚起を促した。今年のクマの出没件数は十月二十九日時点で五百件で、同時期で六百六十三件だった昨年よりは少ないが、例年と比べると約三・五倍のペースとなっている。
 昨年、クマの人身被害件数は十三件あったが、このうち八件が十一月に集中した。冬眠を控えた空腹時のクマは興奮状態になりやすいことが影響しているとみられる。昨年人身被害があった現場付近にはいずれも柿や栗の木があったことから、県は柿などの実の除去や伐採の徹底なども呼び掛けている。
 同課の掃本之博課長は「十一月から十二月上旬が特に警戒が必要な時期だ」と話した。県では九月二日に「ツキノワグマ出没警報(第二報)」を発令し、県民に注意喚起を行っている。 (長森謙介)

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