オリーブ特産化へ手応え 福井・棗地区 植樹から3年目 

2020年10月30日 05時00分 (10月30日 09時54分更新)
初お披露目となったオリーブオイルや塩漬け、葉を使った茶を試食・試飲する来場者たち=福井市白方町で

初お披露目となったオリーブオイルや塩漬け、葉を使った茶を試食・試飲する来場者たち=福井市白方町で

  • 初お披露目となったオリーブオイルや塩漬け、葉を使った茶を試食・試飲する来場者たち=福井市白方町で

 収穫祭 塩漬け、オイル好評

 福井、坂井両市に広がる三里浜砂丘地のうち、オリーブ栽培に取り組む福井市棗地区で、特産化の動きが加速してきた。植樹から三年目の今年は収穫量が増え、加工にも挑戦。二十五日に生産地の一角で開いた収穫祭では、住民に塩漬けやオイルを付けたパンが振る舞われた。「おいしいね」「福井でも育つんだ」。上々の反応に関係者たちが特産化への意欲を高めていた。 (北原愛)
 オリーブは、市や住民らでつくる三里浜砂丘地園芸産地振興協議会が休耕地に植樹を始め、現在では同協議会の部会の一つ三里浜オリーブ生産組合を中心に千五百本にまで増えた。地域外にもオリーブの輪を広げようと、協賛制度も設立。一八、一九年度で延べ百五個人・団体が計百十七本を植樹した。
 この日は、協賛した家族らが招待され、植樹から成木になるまでの育成費用を負担したそれぞれの苗木を確認。鈴なりの実に驚きつつ、組合員らと一緒に塩漬けの実や葉を使った茶を味わった。
 オイルは、オリーブオイル専門店「deww(デュウー)」(福井市)の中辻宏史代表(38)にも好評。オリーブオイルソムリエの資格も持つ中辻代表は「青いバナナのようなフルーティーな香りで、フレッシュな味わい。肉じゃがなどの和食にも合うかも」と話した。
 オリーブ畑は現在、四・三ヘクタール。さらなる拡大を目指し、組合では来年二月末まで協賛者を募集している。協賛金は苗木一本につき一万五千円。(問)村嶋哲郎組合長=090(3154)9944

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