福井の食 首都圏攻勢 来月、フェアや大手企業食堂で 市長が会見

2020年10月30日 05時07分 (10月30日 12時11分更新)
11月に首都圏で展開する「食の國ふくいご縁フェア」をアピールする東村市長=福井市役所で

11月に首都圏で展開する「食の國ふくいご縁フェア」をアピールする東村市長=福井市役所で

  • 11月に首都圏で展開する「食の國ふくいご縁フェア」をアピールする東村市長=福井市役所で
 福井市は十一月、県産品を使った限定メニューをそろえる「食の國(くに)ふくいご縁フェア」(一〜三十日)や西武池袋本店(東京都)での物産展(四〜十日)、大企業社員食堂での郷土料理の提供(九〜十三日)など、食のイベントを首都圏で展開する。国のGo To キャンペーンなどによる経済再開の波を逃さず、漁期を迎える「越前がに」を筆頭に福井の食の魅力を印象付ける。
 二十九日に会見した東村新一市長は「コロナ禍で、プロモーションや観光イベントの中止を余儀なくされてきたが、北陸新幹線開業まで二年半。百年に一度の絶好機を逃すことがないよう取り組みたい」と強調。「首都圏の家族や友人にPRを」と市民に呼び掛けた。
 ご縁フェアは、市独自の事業を二〇一九年度から「ふくい嶺北連携中枢都市圏事業」として開催している。今回はオーナーや料理人が福井出身など縁がある百店舗が協力。福井市の特産野菜「きゃろふく」をはじめ、若狭牛や山うに、福井梅など三十五品目の食材リストを基にメニューを考案した。
 本年度は嶺北十市町に県が加わったことで広報体制が拡充。グルメ雑誌「dancyu」を発行するプレジデント社とコラボし、リーフレットを一万部作った。同社が運営する専用サイトで告知し、生産者を紹介する特集記事も掲載。フェアを盛り上げ、飲食店と県産食材との縁も結んで販路開拓を目指す。
 社員食堂で福井の食が提供されるのは、みずほ銀行大手町本部ビル(東京都)。定番のおろしそばと焼きさばずしのほか、打ち豆入りのカレーやセイコガニのちらしずしなどを日替わりで楽しんでもらう。一日当たり二千人の利用があり、ご縁フェアのPRや観光プロモーションにも取り組む。 (北原愛)

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