浜松クラスター 40人余、追加検査へ

2020年10月30日 05時00分 (10月30日 05時03分更新)
 浜松市は二十九日、新たに四人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。クラスター(感染者集団)があった浜松商工会議所青年部の関連は二人。市は感染対策が徹底されていた交流会だけに参加した四十人余りを濃厚接触者と位置付けていないが、二次会に参加していない会員の感染が判明したため、感染拡大を防ごうと、交流会だけの参加者にもPCR検査をして全容の把握を急ぐ。
 市によると、二十八日に六十三人のPCR検査を実施した。青年部関連の感染者は中区の四十代の男性会員と、二十歳未満の女性。このクラスター関連の感染者は計二十人になった。
 男性会員は症状がなかったが、交流会に参加していたため、自主的に民間の検査機関で検査を受けて陽性が判明。参加者の半数以上が感染した二次会には出ていなかったが、交流会の前後に感染した会員と会う機会があった。
 女性は、既に感染を公表している会員の家族。
 南区の三十代の女性会社員は接触確認アプリ「ココア」の通知があり、検査を受けた。女性は二十三日、青年部が二次会を開いた飲食店を同時間帯に利用していた。市は当初、二次会の会場は青年部の貸し切りだとしていたが、実際は店内の別の空間に四組十二人の客がいた。市は、この女性が青年部会員から感染したとみているが、クラスターには含めていない。
 残る一人は、国立病院機構天竜病院(浜北区)に勤務する四十代の医療従事者の男性で、感染経路は分かっていない。同病院によると、男性と接触の可能性があった患者五十八人、職員五十四人に抗原検査を行い、全員が陰性だった。 (坂本圭佑)

◆感染の磐田署員 同僚2人も陽性

 静岡県警は二十九日、磐田署刑事課の四十代の女性巡査部長と同署警備課の三十代の男性巡査部長の二人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染が確認された署員は計三人となった。
 県警によると、二人は二十七日に感染が判明した刑事課の四十代の男性巡査部長の濃厚接触者。二人とも二十八日に陽性と分かり、県西部の感染症指定医療機関に入院している。県警は署員約二百人のうち、感染した三人と勤務中に接触した計四十八人を自宅待機としている。
 今回感染した二人の濃厚接触者は署員九人と、女性巡査部長の夫の県警職員一人。夫は陰性だった。
 署は、県警本部から支援要員の派遣を受け、通常業務を続けている。 (三宅千智)

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