与田監督「点が取れなきゃ勝てない」“とことん鬼門”甲子園で球団ワーストの屈辱締め

2020年10月30日 06時00分

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甲子園での試合を終えてファンにあいさつに向かう与田監督(中)らナイン

甲子園での試合を終えてファンにあいさつに向かう与田監督(中)らナイン

  • 甲子園での試合を終えてファンにあいさつに向かう与田監督(中)らナイン
◇29日 阪神3―1中日(甲子園)
 2020年の与田竜にとって、甲子園はとことん鬼門だった。10完投&6完封。今や絶対的エースに成長を遂げた大野雄を立てても勝てない。左腕を援護したい打線が初回の1得点のみ。2回以降は二塁すら踏めない惨状だった。
 「まあこの3試合、そうでしたね。点が取れなきゃなかなか勝てないので。でも、こんな試合もあるし」。与田剛監督(54)は西勇に封じ込まれ、淡々と振り返った。この3戦はすべて1得点。これでは勝機が来ないのも当然だろう。10月に破竹の快進撃が続いたチームにとっては、その反動が来てしまったのか。主砲のビシエドの離脱は大打撃だが、甲子園ではあまりに不甲斐なさすぎた。
 この日が今季の甲子園で最後の戦いとなり1勝11敗。聖地での阪神戦は、球団ワーストの屈辱となった。その要因はとにかく貧打に尽きる。12試合で29得点は、今季の球場別でワースト。負けた11試合はすべて3点以下、そのうち6試合は1点以下だった。
 なぜ甲子園になると打線が沈黙するのか。村上打撃コーチは「甲子園では試合の流れが悪くなってしまっている。取った後にすぐに取られてしまったり、逆に投手が頑張っている時に全然点が取れなかったり…。変に意識しているのか、みんな何とかしようとはしているが、それが裏目に出てしまった」。かみ合わない投打の歯車。それが最後まで続いた。虎の庭でわずか1勝。与田監督は「まああんまりそういう数字は、悪い数字じゃない方がいいが、そこはまた、僕らは僕らで考えます」と来季への課題として言葉を絞り出した。

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