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モロニ―戦は大多数が井上尚弥の圧勝予想…あとは、どんなパフォーマンスで締めるかだ【山崎照朝コラム】

2020年10月29日 18時53分

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井上尚弥

井上尚弥

 ボクシングのWBA&IBFバンタム級王者・井上尚弥(27)=大橋=が31日(日本時間11月1日)、米ネバダ州ラスベガスで、WBA2位、IBF4位のジェーソン・モロニー(オーストラリア)の挑戦を受ける。井上は約1年ぶりの試合になるが、前評判では圧倒的な優位が予想されている。
 井上の勢いが止まらない。昨年11月にワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)を制覇。WBO王者のジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と4月にラスベガスで行う3団体統一戦が具体化していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で二転三転。落ち着いたのがモロニー戦である。
 大橋ジムの大橋会長は「モロニーは穴の少ない、基本に忠実な印象がある」と分析する。スーパーフライ時代にモロニーと対戦した元WBAスーパーフライ級王者の河野公平さんは「スキがない」と欠点のなさをプラス面に挙げているが、関係者の予想は大多数が井上の圧勝だ。
 裏付けとして、ジムワークで見せる「カシメロ以上」といわれるスピードが挙げられる。ドネアを含め、昨年からビックイベントに快勝していることも勢いに拍車をかけている。コロナ禍がなければカシメロ戦のオファーは1億円だった。今や「世界の井上」だ。
 期待は大きく、日本人初の5階級制覇も夢ではない。ブランクはあるものの、モチベーションは落ちていない。あとは、どんなパフォーマンスで締めるかだ。(格闘技評論家)

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