豊田市の前林中で切り抜き作品教室
2020年10月28日 05時00分 (10月29日 15時28分更新)
新聞の読み方や切り抜きのまとめ方を学ぶ講座が二十七日、愛知県豊田市の前林中学校であり、一年生二百人が新聞への理解を深めた。
総合的な学習で新聞の切り抜き作品作りに取り組む同校が、中日新聞NIE事務局コーディネーターの岩井伸江さん(62)を講師に招いた。
岩井さんは作品を作る際、見る人にわかりやすくするために「伝えたいことを十文字前後の見出しで表現する」とコツを解説。生徒らは過去の記事を使って、見出しをつけてみた。
新聞に親しんでもらおうと、中日新聞一面の題字には東海地方の名所の絵が隠れていること、発行地域によって見出しが変わることなどを説明すると、生徒らは興味深そうに聞いていた。
伊東愛莉さん(12)は「見出しの付け方など知らないことが多くあった。授業での切り抜き作品に生かしたい」と話した。(小野開栄)
(10月28日付 中日新聞朝刊豊田版より)
関連キーワード
PR情報