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猿之助、密を避け5役早替わり 歌舞伎座の「吉例顔見世大歌舞伎」  

2020年10月29日 16時00分 (10月29日 16時00分更新)
「稽古の時間が限られ、共演者とはLINEで連絡をとっています」と話す市川猿之助=東京・銀座で

「稽古の時間が限られ、共演者とはLINEで連絡をとっています」と話す市川猿之助=東京・銀座で

  • 「稽古の時間が限られ、共演者とはLINEで連絡をとっています」と話す市川猿之助=東京・銀座で
  • 傾城薄雲を演じる猿之助=2015年7月、東京・歌舞伎座で (c)松竹
 東京・歌舞伎座の「吉例顔見世大歌舞伎」(十一月一〜二十六日)で、市川猿之助(44)が早替(が)わりに挑む。コロナ禍が長引き、舞台上でも密の回避に努めなければならず、「まだ(出演者の)人数を出せないので一人五役をやります」と笑わせながらも「生で見る良さを伝えていきたい」と抱負を語った。 (山岸利行)
 五カ月ぶりに再開された八月の歌舞伎座公演に出演した猿之助。「緊張感があった。(収容率が50%の)一つおきの客席も、そういうものと思って出ていた」と振り返るが、「おしゃべりできない分、拍手に気持ちが乗っていたのが分かった」と観客の熱量に感動した様子。
 感染防止対策のため、十一月も引き続き四部制で各部一演目の公演。猿之助は第一部「蜘蛛(くも)の絲宿直噺(いとおよづめばなし)」に出演、五役を演じる。
 「土蜘蛛(つちぐも)伝説」をもとにした舞踊で、能「土蜘蛛」がベースになっている。
 平安中期の武将、源頼光の館では、病中にある頼光を守るため家臣らが宿直中。そこへ、頼光を狙う女童(めわらべ)、小姓、太鼓持(たいこもち)らが次々と現れて寝所へ忍び込もうとする。やがて、傾城(けいせい)薄雲が現れ、久しぶり...

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