福井でクマが相次いで出没 新聞配達員が襲われ重症や車庫に立てこもり

2020年10月29日 12時14分 (10月29日 12時14分更新)
 二十八日夜から二十九日朝にかけ、福井市の北陸自動車道福井インターチェンジ付近に相次いでクマが出没した。市によると、襲われた一人が大けが、一人が軽いけがを負ったほか、クマ一頭が民家の車庫に立てこもっている。
 午前三時五十分ごろ、同市篠尾町の山際にある集落で、新聞配達をしていた男性(69)がクマに顔を引っかかれて重傷を負った。男性は自宅に戻った後、家族が市内の病院に連れて行き、手当を受けた。クマの行方は分かっておらず、市や警察が付近をパトロールしている。
 また、午前六時四十分ごろ、同市稲津町の民家で、住人の男性がシャッター付きの車庫の中に、成獣のクマ一頭がいるのを発見した。シャッターが一部開いており、隙間から入り込んだらしい。クマは車庫から出てこないため、市などはドラム缶のおりを設置したり、猟友会の応援を得たりして捕獲を試みている。
 近隣住民は「こんなところまでクマが来るなんて考えられない。よほど山に食べるものがないのだろうか」と話していた。
 稲津町では二十八日午後六時半ごろにも、男性がクマに引っかかれ右足に軽いけがをする被害があり、市はこのクマが立てこもっているとみている。

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