認知症見守るQRコード 鯖江市、シール導入へ 

2020年10月29日 05時00分 (10月29日 09時47分更新)
衣類などに貼られた認知症高齢者見守りシールのQRコード。家族らにメールが届いて伝言板でやりとりができる=鯖江市役所で

衣類などに貼られた認知症高齢者見守りシールのQRコード。家族らにメールが届いて伝言板でやりとりができる=鯖江市役所で

  • 衣類などに貼られた認知症高齢者見守りシールのQRコード。家族らにメールが届いて伝言板でやりとりができる=鯖江市役所で

 スマホ活用 行方発見、保護に“威力”

 鯖江市は鯖江市は鯖江署と連携し、QRコードを活用した「認知症高齢者見守りシール」を十一月一日から導入する。認知症などで徘徊(はいかい)し支援が必要な高齢者の衣類などに貼ったQRコードを発見者がスマートフォンなどで読み取ると、発見を知らせるメールが家族らに届く仕組み。インターネット上の伝言板を介してやりとりすることで発見から保護、帰宅までを支え、高齢者の早期発見や安全確保につなげる。
 市徘徊高齢者等SOSネットワーク事業の一環。事業に登録する高齢者で希望する人にシールを配布する。登録者は十月二十二日時点で三十八人。高齢者の性別や身体的特徴、発見した場合の通知先のメールアドレスなどは市の事務局で事前に登録。衣類やかさ、つえなどにQRコードが印刷された縦二・五センチ、横四・五センチのシールを貼っておく。
 鯖江署は、発見通知メールの受信先の一つとして登録し、行方不明者の情報を素早く共有。高齢者の安全確保に協力する。この取り組みには、東京の企業が開発したシステム「どこシル伝言板」を活用。二十九都府県の百十市町村に広がっており、県内では、あわら、坂井、勝山の三市に続く導入となる。
 佐々木勝久市長らが二十八日、市役所で概要を発表。佐々木市長は「衣類などにシールの付いている高齢者を見つけたら、優しく声を掛けた上で、QRコードの読み取りに協力をお願いしたい」と話した。
 対象者一人につきアイロンで貼り付けるタイプと、蓄光シールタイプの計五十枚を配る。(問)長寿福祉課=0778(53)2265 (清兼千鶴)

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