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与田竜、屈辱…甲子園で64年ぶり10敗目 阪神戦ワーストタイ

2020年10月29日 06時00分

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8回裏、負傷し痛そうにベンチに戻るビシエド。右は与田監督

8回裏、負傷し痛そうにベンチに戻るビシエド。右は与田監督

◇28日 阪神9ー1中日(甲子園)
 福田の押し出しで1点を先制した。なおも2死満塁。ブルペンデーということで先発を任された阪神・藤浪を追い詰めた。一気にたたきたい。しかし、無情にもシエラのバットは空を切った。
 「できればあの満塁のチャンスで1点以上は欲しいところだった。藤浪をしっかりと崩せなかった」。与田監督も悔やんだ初回の攻撃が敗戦へと結び付いた。
 2試合連続の1得点。それでも村上打撃コーチは「荒れ球で選手はかなり恐怖心を持って打席に立っていると思う。『勇気を持って踏み込んでいけ』と言うのは簡単だが、頭付近にボールも来ているし、簡単に選手に言えることじゃない。選手は必死にやってくれている」と話す。実際に4回には福田の頭部付近に投球が来て、紙一重で倒れ込みながら避けるというシーンもあった。制球が安定しない藤浪だからこそ、普段通り戦えなかった。
 2回以降、打線は沈黙した。6回こそ無死一、二塁としたが生かせず、終盤にはワンサイドゲームとなった。8カードぶりの負け越しで、阪神戦の今季負け越しが決定。しかし何よりも今季、甲子園ではこれで通算1勝10敗。甲子園でのシーズン10敗は1956年以来64年ぶりの屈辱だ。
 聖地では打線が本当に打てない。28得点、75安打、打率2割1分1厘。これらの数字は、いずれも球場別に見るとワースト。この日も苦しみ、与田監督も「トータルでヒットが3本。それだとなかなか戦いとしては苦しい」と嘆く。3位・阪神とはついに1ゲーム差にまで詰め寄られた。4位・DeNAとも3ゲーム差。8年ぶりのAクラスをつかむには、ここが最後の踏ん張りどころである。

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