【富山】氷見市と北電 地域エネ会社 収益で子育て世帯など割引

2020年10月29日 05時00分 (10月29日 09時59分更新)
設立の記者会見で握手を交わす(左から)社長の篠田伸二副市長、林正之市長、松田光司・北陸電力常務、寺下利宏・氷見商工会議所会頭=28日、富山県氷見市役所で

設立の記者会見で握手を交わす(左から)社長の篠田伸二副市長、林正之市長、松田光司・北陸電力常務、寺下利宏・氷見商工会議所会頭=28日、富山県氷見市役所で

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三セク設立 北陸初

 富山県氷見市や北陸電力(富山市)などが出資する第三セクター「氷見ふるさとエネルギー」の設立総会が二十八日、氷見市役所であった。北陸電力の取り次ぎとして公共施設へ電力を販売し、その収益で子育て・移住者世帯の電気料金の割引などを行う。第三セクターの地域エネルギー事業会社は北陸初で、全国でも数少ないという。(小畑一成、写真も)
 資本金は九百九十九万円で、氷見市のほか、北陸電力、氷見商工会議所、市観光協会と各金融機関が出資。二〇二一年度売上高は三億円、純利益三百万円を見込む。本社は同商議所内に置く。
 十一月から市内の公共施設など約八千六百件に電力を販売。二一年度には太陽光発電の第三者所有サービスや契約者の再生可能エネルギー設備導入の支援も行い、「エネルギーの地産地消」を目指す。市が取り組んできた太陽光発電、魚のあらや木材を活用したバイオマス発電の事業化研究を引き継いだ。
 地域活性化事業では、十二月から加入を受け付け、三歳以下の子育て世帯や一年以内の転入世帯、市ゆかりの首都圏在住者、創業者向けに電気料金割引や商品券プレゼントをする。
 篠田伸二副市長が社長に就任。常勤は四人で、北陸電力から出向の大石克哉常務が事業責任者となる。設立総会後の記者会見には林正之市長や松田光司・北陸電力常務らが出席。篠田社長は「小さなまちが大きな志を持ってチャレンジする」と述べた。

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