障害者働く 憩いの喫茶店 閉店のカフェ継ぎ開業

2020年10月29日 05時00分 (10月29日 10時34分更新)
障害のある人が就労できる「フォルテ ひまわり」を開店する亀田義裕さん(右奥)と従業員=野々市市本町で

障害のある人が就労できる「フォルテ ひまわり」を開店する亀田義裕さん(右奥)と従業員=野々市市本町で

  • 障害のある人が就労できる「フォルテ ひまわり」を開店する亀田義裕さん(右奥)と従業員=野々市市本町で

◇野々市・フォルテに31日 


 野々市市本町の市文化会館フォルテにあったカフェが31日、障害のある人が就労できる喫茶店「フォルテ ひまわり」として新装開店する。カフェは新型コロナ禍で利用者が減り、6月に閉店していた。新オーナー亀田義裕さん(69)=同市住吉町=は「誰もが気軽に憩いのひとときを過ごしてもらえる場になれば」と話す。 (吉田拓海)
 喫茶店はカウンター五席を備えた全十九席。壁紙を白く張り替え、明るい内装に仕上げた。店の一推しは中米グアテマラ産の豆を使ったコーヒー(税込み三百円)。有機農法で栽培され、すっきりとした後味が楽しめる。他に「特製カレーライス」(同五百円)などもある。
 前の経営者は亀田さんの小中学校の同級生。店を畳むと聞いた亀田さんが、障害者が働ける場として引き継ごうと決めた。店名には「常に太陽を向いて咲くヒマワリのように、真っすぐと進んでほしい」との思いを込めた。
 亀田さんは十二年ほど前、障害がある児童の母親から「子どもを預けないと働けない」と相談されたことがきっかけで、障害がある児童を預かる放課後デイサービスなどを市内や金沢市で手掛けている。
 ひまわりでは、亀田さんが運営する福祉作業所「ヒラソル」(白山市木津町)の利用者が交代で勤める。地元で喫茶店を営んだことがある清水かほるさん(68)=野々市市本町=も店長兼支援員で携わる。
 営業は午前十時〜午後五時。フォルテが休館する第一、三水曜は休業。

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