見守り PTAも取り組んで 金沢の協議会が要望書

2020年10月29日 05時00分 (10月29日 10時35分更新)
小学生の見守り活動への協力をPTAに求める要望書を提出する平寿彦代表(左)=金沢市富樫で

小学生の見守り活動への協力をPTAに求める要望書を提出する平寿彦代表(左)=金沢市富樫で

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長坂台小では始動


 小学生の見守り活動に保護者ももっと参加してもらおうと、金沢市子ども見守りボランティア協議会は28日、市PTA協議会に協力を求める要望書を提出した。PTAによる見守りを始めた同市長坂台小学校での動きがきっかけとなった。見守りを担ってきた地域住民が高齢化し、活動の継続性が懸念されている事情も背景にある。 (戎野文菜)
 同日、市教育プラザ富樫で開かれた見守りボランティアの研修会で、ボランティア協議会の平寿彦(ことひこ)代表(73)がPTA協議会の宇田直人会長(46)に手渡した。
 ボランティア協議会がこうした要望をするのは初めて。長坂台小PTAが八月末に見守り活動を始めたことを知り、要望の取りまとめに動いた平代表は「保護者の協力がさらに広がれば」と話す。
 研修会には、長坂台小PTAの浜名冬樹会長(35)も招かれ、見守り活動について講演。市内各校の見守りボランティアの代表者ら約二十人が耳を傾けた。
 長坂台小では、PTA有志が「みはらし応援団」を結成。夏休み中の登校日や、新型コロナウイルス感染症拡大による休校を受けて設けられた土曜の授業日に、保護者らが通学路に立って登下校を見守っている。
 浜名会長は「道に五分立てば、これは誰か立たんならんと感じる」と通学路の危険性を指摘。児童のすぐそばを通る自転車や交通量の多い道路の横断を例に挙げ「危険箇所の情報を共有、発信していきたい。自分たちの子どもの安全は人任せにせず、保護者が関心を持つべきだ」と語った。
 要望書では「活動を続ける協力者のほとんどが高齢者で占められている」とも強調。平代表は「将来にわたる子どもの安全のため、保護者にもできる限りのことを頑張ってほしい」と期待した。
 要望を踏まえ、市PTA協議会は、各校のPTA会長に見守り活動の実施状況を共有するよう求め、活動を促す方針という。

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