子育てママさんが体験談 浜松湖東高生、楽しさや苦労学ぶ

2020年10月29日 05時00分 (10月29日 05時03分更新)
生徒たちに出産の苦労や子育ての楽しさを話す鈴木媛香さん(左)=浜松市西区の浜松湖東高で

生徒たちに出産の苦労や子育ての楽しさを話す鈴木媛香さん(左)=浜松市西区の浜松湖東高で

  • 生徒たちに出産の苦労や子育ての楽しさを話す鈴木媛香さん(左)=浜松市西区の浜松湖東高で
 乳幼児を育てる親から話を聞いて、出産や育児について理解を深める授業が二十八日、浜松市西区の浜松湖東高校であった。一年生二百八十六人が事前に質問を考え、親たちの実体験から子育ての楽しさと苦労を学んだ。 (中田弦)
 家庭科の一環として同校で十五年ほど続く恒例の授業。市内で生後数カ月から幼稚園入園前までの子どもを育てる親を学校に招き、生徒たちと対話形式で交流している。今年は親子六組が来校し、クラスごとに出産や育児などについて話してもらった。例年は赤ちゃんを抱いたり、おもちゃで一緒に遊んだりもしているが、感染症予防のために中止した。
 四組では、生後五カ月の辿幸(てんご)ちゃんを連れた鈴木媛香さん(23)=西区=が生徒たちの質問に答えた。
 コロナ禍での出産について聞かれると「陣痛が気を失うくらい痛かったし、入院中に家族や友人と面会できず孤独を感じていた」としながらも「出産を経験したことで、自分の意見を言える性格になれた」と話した。「寝返りしただけでも感動する。子どもの全てがかわいく思える」と育児の楽しさを語った。
 山下航希さん(16)は「男なので出産はできないが、人の命をつないでいく大変さが分かった」。三輪莉音さん(16)も「つらいこともあるが、子育てが楽しそうに思えた」と話した。

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