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<おはよう出番です> 小栗旬

2020年10月29日 05時00分 (10月29日 05時00分更新)
小栗旬

小栗旬

 兄貴肌で交友関係が広いと聞く。スタッフとは和気あいあい、記者にも気を配る。人の輪の中心に立つ存在感は役者にとっての強みであり、時に弱みにもなる。30日公開の映画「罪の声」(土井裕泰監督)では、昭和史最大の事件の謎に迫る新聞記者役で主演。自らの華を消すたたずまいに苦心した。 (古谷祥子)
 三十五年前、食品会社を標的に誘拐と身代金要求、毒物混入などを繰り返した劇場型犯罪が世の中を震撼(しんかん)させた。実際の未解決事件を基にした元新聞記者、塩田武士の小説が原作。記者として挫折した阿久津(小栗)が、事件を洗い直す。一方で当時脅迫に使われた子どもの声が、自分のものだと知った曽根(星野源)も、独自で真相に近づく。
 必ず原作を読み、台本と比較して出演を決めるという。事件の真相究明と人間ドラマ、両軸で展開する原作を換骨奪胎し、後者に力点を置いた映画を「潔いチャレンジだなと思った」。しがない一記者に見えるよう、体重を増やしてみた。知人に「小栗君はスター然とした感じが邪魔をする」と言われたことがあり「どうしたらそれが抜けるのか。会社に属しながら、日々不規則な生活を送る人になるには、とずっと意識していま...

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