本文へ移動

ドリル(4)ダウンブローを打つ上半身の使い方が身に付く

2019年5月2日 02時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
 今週は左足ではなく、右足をかごに乗せて打つドリルです。どうしてもすくい打ちになってダフってしまう方の矯正法で、上半身の使い方がわかりますよ。ダフりがなくなる分、スコアはあっという間に縮まります。 (取材、構成・児玉光雄)

下から・寝て入る動作防ぐ

 前週までは左足を使えないようにして打つドリルでしたが、今週は全く逆の方法をやってみましょう。そう、左足ではなく、右足をかごに乗せて打つドリルです。
 右足が上がっていますから、おのずと右腰が高くなります。ですから、左足を基点にして打つことしかできません。
 さあ、振ってみてください。どうですか? クラブを立てたまま下ろしていかないと振れないはずです。右腰が上がっているため、クラブが下からや寝て入る動作ができなくなるからです。
 ゴルフで一番いけないことは、ボールを打つ前に手前を打ってしまうダフりです。多くの原因はヘッドが下がって出てくることですが、これが上達を阻む最大の原因だと思ってください。
 ゴルフでアッパーブローに振っていいのは、ボールをティーに乗せて打てるドライバーショットだけです。芝が生えそろった時期などは、球が浮いた状態ならすくい打ちでも当たるでしょうが、ゴルフの基本は上から下のダウンブローで打つことだと考えてください。

直接ボールにヒットさせる

 よく、フェアウエーウッドなどは「横から払え」とも言いますが、これも入射角が緩やかなだけで、小さなダウンブローであることには違いありません。
 上達するためには、直接ボールをヒットできるようになること。そのためには、ダウンブローで打てるようになることが肝心です。ですから、今回のドリルは、このダウンブローの動きを上半身に体感させるために行う練習法です。
 右足を上げていますから、上から下へ振り下ろすようなスイングになります。トップしそうで怖いかもしれませんが、低いフォローを取るようにしっかり回転してください。ボールはフェース面の傾斜で、上がってくれます。このクラブヘッドが上から下りてくる感覚を体感できるようになると、腕前は急激に上がります。100切りはおろか、90もあっという間にクリアしますよ。

左足下がりのライ対策にも

 今回のドリルは、ゴルフで難しいといわれる左足下がりのライでの打ち方にもつながります。左足下がりのライは、ヘッドが下がって出てくると必ず手前を打ってしまいます。上からボールを捉え、傾斜に沿って低く振るのが左足下がりの打ち方です。
 かごではなく、右のかかとを上げたまま打ってみてもいいですよ。この方法はアプローチの練習にもなりますから、やってみてください。

【かすみのひとりごと】

3日に1度寝ればOK昔はとにかく元気

 今だから話せますが、その昔はとても元気で、3日に1度寝ればいい感じでした(笑)。マージャンが大好きで、ゴルフ、マージャン、ゴルフ、マージャン、ゴルフって感じ。いま振り返ると、怖いくらい元気でした。みんなによく「ねぇ、いつ寝てんの?」と聞かれたものです。よく「寝てないよ」って答えてました(笑)。
 あの頃は疲れるという言葉を使ったことがありませんでした。本当に元気だったんですね。
 取材協力 中日カントリークラブ(三重県鈴鹿市東庄内町1447)(電)059(371)1188
 <藤井かすみ(ふじい・かすみ)> 1967(昭和42)年11月30日生まれ、山口県岩国市出身の51歳。身長162センチ。ヴィクトリアゴルフ所属。学生時代はソフトボールの選手で東京女子体育短大のとき日本代表にも選ばれた。23歳からプロを目指し、3度目のプロテスト受験だった95年8月にトップ合格。2001年ベルーナレディースカップでツアー初優勝。02年には3勝を挙げ賞金ランク2位。ツアー通算10勝。師弟関係は岡本綾子。現在は兵庫県でジュニア育成に力を入れている。
(毎週木曜日の紙面に掲載)
PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ