みんなの心照らす大輪 住民ら花火プレゼント  

2020年10月28日 05時00分 (10月28日 09時37分更新)
サプライズで打ち上げられた花火を見上げる児童たち=27日夜、越前市内で

サプライズで打ち上げられた花火を見上げる児童たち=27日夜、越前市内で

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 行事中止や規模縮小…越前市国高小児童へ

 県内での修学旅行を終えた越前市国高小学校の六年生に贈るサプライズ花火が二十七日夜、市内で打ち上がった。新型コロナウイルスの影響を受けながらも、学校生活を頑張る児童たちに良い思い出をつくってもらおうと、地域住民らが協力して実現。児童たちは解散式後の思わぬプレゼントに大喜び。夜空を彩る大輪とともに、児童たちの笑顔も広がった。 (中場賢一)
 新型コロナの影響で修学旅行先は県内となり、児童たちは二十六、二十七両日の日程でレインボーラインや東尋坊などを巡った。修学旅行だけでなく、各種行事は規模縮小や取りやめとなった。そんな中、児童たちを喜ばせようと自治振興会、区長会、公民館、PTAが協力して花火の打ち上げを企画。打ち上げには上木銃砲火薬店(高木町)も協力した。
 解散式は武生商工会館駐車場であり、集合写真を撮る名目で児童たちは近くの高木町泓(ふけ)運動公園に移動した。撮影のためのカウントダウンは、実際は花火打ち上げの合図だった。全員が「ゼロ」と声を上げると、色とりどりの花火が打ち上がった。児童たちからは驚きや歓声が上がり、保護者らとともに午後六時前から三分ほど花火を楽しんだ。谷口葵美さん(11)は、サプライズに驚き「修学旅行から帰ってきて歓迎されている感じ。すごくうれしい」と喜んだ。
 児童たちは県内の修学旅行で福井の魅力を再発見するなど、精いっぱい学び、楽しんだ。八田千香教頭は「児童たちの頑張りを地域の方々が後押ししてくれた。地域に見守られ、支えられていることを感じながら成長してほしい」と願った。

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