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肘を痛める子供が…どう予防すれば

2020年10月28日 05時00分

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 【質問】小学生の指導をしています。週に1、2度の練習で肘を痛める子供が複数います。そんなに投げてはいないはずです。どうしたらいいのでしょうか。 (横浜市 Nさん)
 【答え】小学生の指導は難しいですね。大人から見れば、これくらいのことで…と思っても相当な負荷がかかっている場合があります。小学生は骨がまだ成長期にあり、1週間ぶりの練習で急に投げたり、張り切りすぎて痛める子がいますから要注意です。
 予防には、練習前に肘や肩などのコンディションをチェックするといいでしょう。1、2キロの軽めのダンベルか、それに代わるものとして飲料用のペットボトルなどを持って肘を伸ばさせます。水平以上に腕が上がらないときは「肩関節」に炎症の可能性があり、肘が曲がったままで伸びないときは「肘(ちゅう)関節」の炎症の疑いがあります。このようなチェックで肩や肘を痛める可能性をずいぶん減らせます。
 もちろん、正しい投げ方を教えてあげることが何よりも必要だと思います。小学生にはたくさん教えることがあると思いますが、とくに肘の高さに気をつけてアドバイスをしてください。肘は最低でも肩のラインと平行か、またはそれ以上の高さでないといけません。肘が肩よりも下がると腕が前に出にくくなって肘に大きな負担がかかります。これが痛める大きな原因です。肘はしっかり上げさせてください。肘が上がると、腕はスムーズに前に出て振れるようになります。肘を上げる高さは耳の高さくらいが目安です。(慶大野球部元監督)
 【水、土曜日連載】
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