39歳・和田から流れ、野手も続く

2020年10月28日 05時00分 (10月28日 05時01分更新) 会員限定
2回表1死一塁、菅野を二ゴロ併殺とし、内野陣を迎える和田

2回表1死一塁、菅野を二ゴロ併殺とし、内野陣を迎える和田

  • 2回表1死一塁、菅野を二ゴロ併殺とし、内野陣を迎える和田
 マスクを着けた工藤監督がベンチを飛び出した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため胴上げはなし。大きな輪となって万歳三唱する選手たちを、約2万人のファンも大声を出さずに見守る。いつもと違う歓喜の瞬間。異例のシーズンを制し、指揮官は「ほっとしている。野球を通して元気になってもらおうと頑張った結果」と笑みを浮かべた。
 3年ぶりのリーグ制覇へ、39歳の和田が流れをつくった。2003年の10月27日、ルーキーだった左腕は阪神との日本シリーズ第7戦で完投勝利し、胴上げ投手になった。あれから丸17年。当時を思い起こさせる力強さを見せた。
 序盤から伸びのある速球がさえた。強気に攻めて空振りを奪い、要所では外角低めに絶妙な制球を披露。五回は2死二、三塁のピンチを背負ったが、福田秀に対して速球を続けて左飛に仕留めた。「初回から全力で、スタミナが切れるまで投げた」。6回3安打無失点で8勝目。「優勝が懸かった試合で自分らしい投球ができた」と胸を張った。
 力を尽くすベテランの好投に周囲も応える。三回に周東が二盗を決め、月間20盗塁に到達。1964年5月の広瀬(南海)の球団記録を塗り替えた。五回には中村晃が先制...

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