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よっぱらいサバの出荷再開 小浜・田烏水産

2020年10月28日 05時00分 (10月28日 12時25分更新)
いけすのサバを網ですくい出荷する養殖業者=小浜市田烏の釣姫海岸で

いけすのサバを網ですくい出荷する養殖業者=小浜市田烏の釣姫海岸で

 海水温の上昇で水揚げ停止を余儀なくされた「小浜よっぱらいサバ」の出荷が再開した。二十七日は小浜市内の飲食店や香港への輸出に向け、二百十二匹を小浜市内の市場に届けた。
 小浜市がブランド化を目指して取り組む養殖魚。事業を引き継いだ田烏(たがらす)水産が同市田烏の釣姫(つるべ)海岸沖で育てている。人工のえさに酒かすを混ぜて与えていることから、親しみを込めて「よっぱらいサバ」の名前がついた。香港には同市の水産加工会社を通じて出荷している。
 田烏水産は二〇一九年四月から事業を始めたが、今夏は海水温が三一度まで上昇し、これまで経験したことのない厳しい自然環境に直面した。半数以上の四千匹が死に、八月二十日から出荷は停止。ようやく海水温が二二度程度にまで下がり、ほぼ二カ月ぶりに鮮魚として水揚げを再開した。
 大きさは三五センチ、重さ三五〇グラム程度。同社の横山拓也社長は「いけすに残ったサバは千四百匹ほど。小さなサバを入れて大きく育て、出荷が途絶えないよう努力する」と話している。
 (池上浩幸)

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