浜松出身の星野さん アーティストの夢前進

2020年10月28日 05時00分 (10月28日 05時03分更新)
アーティストとしての夢を歩み始めた星野想子さん。後方は自身のコラージュ作品=浜松市中区で

アーティストとしての夢を歩み始めた星野想子さん。後方は自身のコラージュ作品=浜松市中区で

  • アーティストとしての夢を歩み始めた星野想子さん。後方は自身のコラージュ作品=浜松市中区で
  • 想子さんが手掛けた作品を商品化したステッカーとリング=浜松市中区で
  • 3種類の指輪「カーテンの開く音がする」(星野さん提供)=浜松市中区で
 新型コロナウイルスの影響でさまざまな催しが中止となった今春、浜松市出身の星野想子(そうこ)さん(22)=大阪市在住=はアーティストとして夢への第一歩を踏み出した。大学卒業を機に、自身のこれまでの作品をアクセサリーやネイルシールに商品化し、インターネットサイトを通じて販売を始めた。そのコンセプトは「作品に外の世界を見せてあげたいから」。 (久下聡美)
 想子さんの作品は、デジタル写真の一部を切り取り、フォトショップなどを駆使して数枚の写真を重ねて完成させるコラージュ。デジタルの技術が作り出す偶然の色合いや形が、独自の世界観を生む。
 想子さんは浜松学芸高を卒業後、京都市の嵯峨美術大へ進学。一年時に手に取った画集で、ドイツ人芸術家ゲルハルト・リヒター氏や写真家トーマス・ルフ氏を知り、写真や版画、彫刻に加えてコラージュ技法も学んだ。大学時代は数カ月に一度のペースで制作。卒業前には複数のコラージュをまとめた大型作品を完成させた。
 ある日、家の壁に掛けた作品を見て、ふと「外に連れていってあげたい」と感じ、展示用として発表していたコラージュ作品のサイズを変え、指輪やネイルシール、ハンカチ、Tシャツなど身に着けるグッズとしての商品化を思い立った。パステル調の色合いが目を引く作品「カーテンの開く音がする」は三種類の指輪(各三千円)に。木材とレジンの間にコラージュ作品を挟み、大ぶりのアクセサリーとして手元を華やかに演出する。
 アルバイト生活の傍ら商品を手作りする想子さんは「今は外出にも気を使う時。でも、いつか私の作品を連れて皆さんに旅に出かけていただきたい」とコロナの収束を願っている。サイトでは二十二種類の商品を販売する。
 詳細は=https://sokohoshino.base.shop=へ。

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