“おしん”“渡鬼”橋田壽賀子さんら5人に文化勲章 95歳意欲衰えず「まだ書きたいテーマがある…精進したい」

2020年10月27日 15時00分

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文化勲章を贈られる橋田壽賀子さん

文化勲章を贈られる橋田壽賀子さん

  • 文化勲章を贈られる橋田壽賀子さん
 政府は27日、2020年度の文化勲章を脚本家の橋田壽賀子さん(95)ら5人に贈ることを決めた。
 橋田さんは1990年から続くTBS系の国民的人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」、海外でも注目されたNHKの連続テレビ小説「おしん」など、記憶に残る大ヒット作を多数世に送り出してきた。
 1959年、上皇ご夫妻のご成婚パレードをアパートで見て、「テレビの力に衝撃を受けた」。映画界でなく、「大勢の人が見てくれるメディア」で書く道を選んで60年。家庭に潜む問題などを丁寧に描いてきた。次回作への意欲は十分で「高齢者の生き死に。私にしか書けないものに向き合う」と力を込めた。
 また、橋田さんは文化勲章についてのコメントを発表した。
 「長い間テレビの世界で仕事をしていたことを評価していただいて大変感謝しております。ドラマは、俳優さん、スタッフの皆さんが一丸となって作り上げるものなので、皆さんと一緒にいただいた栄誉だと思っております。脚本家としての仕事を支えてくれた亡き夫のおかげで好きなものを書かせてもらえたので、主人にもありがとうと伝えたいです」
 さらに「自分の作品では今まで常に『戦争と平和』について考えることを大切にしてまいりました。今後もその視点を忘れることなく、まだ書きたいこと、書いておきたいテーマがあるので、いつか作品になってお目にかけることができるよう、精進したいと思います」と意欲を見せ、「今まで後悔のない人生を送り、悔いのない仕事をしていながら、それをどなたかが見ていて認めてくださり、その上このような栄誉にあずかることができて、こんなにうれしいことはありません。本当にありがとうございました」と結んだ。

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