ENEOS、知多製造所を停止 製油所再編の一環

2020年10月27日 13時16分 (10月27日 13時43分更新) 会員限定
 石油元売り大手のENEOS(エネオス)ホールディングスの事業会社ENEOSは、愛知県知多市北浜町の知多製造所を停止することを決め、27日、地元自治体に伝えた。出光興産に譲渡する方針。大田勝幸社長が同日午後、知多市内で記者会見し、正式発表する。全国の製油所などの再編の一環とみられる。
 エネオスのホームページによると、知多製造所は1973(昭和48)年、東亜共石名古屋製油所として操業を始めた。敷地面積はナゴヤドーム27個分にあたる130万平方メートル。2001年に原油処理施設を休止した。現在は国内外からナフサを調達し、パラキシレンやベンゼンなど石油化学製品の基礎原料の生産に特化している。
 特にポリエステルの原料となるパラキシレンは国内最大級の年間40万トンを生産。その9割以上は中国、韓国、台湾などに輸出していた。
 2019年度の有価証券報告書によると、20年3月末の従業員数は170人。

世界的な需要の低迷

 石油元売り業界では、自由化による価格競争の激化と需要低迷を背景に、再編と合理化を繰り返してきた。ENEOSホールディングスは、1888年に誕生した日本石油が源流だが、三菱石油や新日鉱ホー...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報