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野球の指導書は何を基準に選べばいいか

2020年3月21日 02時00分

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 【質問】小学5年生の母親です。野球の指導書を見ると、本によって言っていることが違います。何を基準に選べばいいか教えてください。 (東京都杉並区 Kさん)
 【答え】それぞれの指導書だけでなく、本に書いてあることとコーチの言うことが違うという話もときどき耳にしますが、そんなとき、私はどちらも正しいと答えています。指導書は本来、レベルごとであるべきですが、多くの本が小学生からトップレベルまでを対象にしています。そのときのレベルに合わないこともあると思います。指導書はほとんど(私の場合も含めて)が自分の経験から得た理論をもとに書かれています。ほかの人と同じ表現を使わないようにしがちなこともあり、読者が戸惑うことがあるでしょう。しかし、表現は違っても目的は同じです。
 コントロールをつける方法、ヒットの打ち方、あるいはゴロの捕り方などの基本は、どの本も正しいと言えます。ただ、どれもが、だれにでも当てはまるわけではありません。プロ野球で活躍した人でも投・打・守・走の技術論はそれぞれ違います。自分に合った本を探すことが必要です。最近は、アマチュアの指導者が書いた本もたくさん出ています。やさしい表現で書かれていて、DVDと一緒になったものもあります。動画を見ながらの方が理解できると思います。いずれにしても理論にこだわりすぎずに、元気に打って走って野球を楽しむことを大事にしてください。
 (慶大野球部元監督)
 【水、土曜日連載】

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