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横手投げ投手 腕が思うように出てきません

2020年5月6日 02時00分

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 【質問】小学生のときからずっとオーバースローでしたが、今は横から投げています。背が低いのとコントロールが悪いので変えたのですが、腕が思うように出てきません。どうしたらいいですか。 (千葉県袖ケ浦市 Y君=高1)
 【答え】サイドスローの腰の回転は理想的というプロの指導者もいます。オーバースローと比較して、頭(目線)が縦にぶれにくいため、コントロールがつけやすいからでしょう。一方で、打者から見ると角度が小さいので見やすく、特に右のサイドスローの投手は左打者によく打たれています。ボールの軌道が対角線になるからですが、逆に左のサイドスローは左の強打者にも強いので重宝がられます。
 サイドスロー投手は、オーバースローが投げにくいとされるシンカーなどの落ちる球を武器にしている投手が多くいます。しかし、サイドスローにとって最も有効な球種はスライダーでしょう。右打者の背中の方でリリースするので、横に大きく曲がる感じになって、打者の腰が引けて打ちづらい球となります。サイドスローは、下半身と一緒に上体を回すことを意識しながら投球するとバランスが取れて球持ちも長くなります。肘や肩への負担が軽いので、オーバースローで故障した投手が転向するケースも多く見られます。身長が低くてもコントロールで勝負ができるので、スライダー、シンカー、チェンジアップなどの多彩な球種を使ってのピッチングをマスターするといいでしょう。
 (慶大野球部元監督)
 【水、土曜日連載】

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