自宅で湖西連峰登山を疑似体験 浜名湖おんぱく

2020年10月27日 05時00分 (10月27日 05時03分更新)
大知波峠廃寺跡から浜名湖方面を見た景観

大知波峠廃寺跡から浜名湖方面を見た景観

  • 大知波峠廃寺跡から浜名湖方面を見た景観
  • 湖西連峰登山道などのプログラムの様子を映すオンライン画面
 湖西市で地域資源を生かした体験イベント「浜名湖おんぱく」が始まった。今回は新型コロナウイルス感染防止のためオンラインで七種類のプログラムが開催されている。二十五日にはビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使って、市内外の参加者が湖西連峰の登山道からの眺望などを疑似体験した。 (桜井祐二)
 湖西連峰のプログラムは、市教育委員会スポーツ文化課の後藤建一さんらスタッフが、実際に登山してスマートフォンで撮影。麓の「おちばの里親水公園」(同市大知波)から標高約三百五十メートルの大知波峠廃寺跡まで、約二キロの道のりを解説しながら二時間かけて歩いた。オンラインでの参加者には、事前にハイキングマップや大知波峠廃寺跡を紹介するパンフレットなどを郵送し、どこを登山するのか分かるように準備した。
 後藤さんは、登山道が湖西市側から山の反対側となる豊川稲荷(愛知県豊川市)に行くための道として使われ「豊川道」と呼ばれていると説明。道沿いに石垣が多いのは、米作りの棚田として活用された跡と紹介した。炭焼き窯跡もあり、かつて湖西が焼き物の産地だったことも解説した。
 大知波峠廃寺跡では、寺について記載された古文書はなく、平成元年ごろからの発掘で存在が明らかになり、三ヘクタールほどの広さで四、五人の僧が滞在して修行に使われていたのではないかという説を伝えた。
 廃寺跡からは浜名湖が一望できる絶景で、オンラインでの参加者は、画面を通して晴天に恵まれた景色を楽しんだ。参加者からは「一緒に歩いているような気分になれた。湖西連峰は素晴らしい。行ってみたくなった」との声もあった。
 オンライン浜名湖おんぱくは、十一月三日まで。詳しくは、ホームページhttp://h-onpaku.a-machinet.org/

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