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【最年少冠へ】藤井聡太七段 挑戦権獲得まであと2勝 千日手指し直しで菅井竜也八段破る 棋聖戦決勝トーナメント準々決勝

2020年3月31日 23時18分

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棋聖戦で菅井竜也八段を破った藤井聡太七段

棋聖戦で菅井竜也八段を破った藤井聡太七段

 将棋の高校生棋士・藤井聡太七段(17)は31日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第91期棋聖戦決勝トーナメント準々決勝で菅井竜也八段(27)を146手で撃破し、挑戦権獲得まであと2勝とした。同準決勝では郷田真隆九段(49)―佐藤天彦九段(32)戦の勝者と対戦する。
 両者の執念が盤上で火花を散らした。午前10時に始まった対局は午後6時24分、131手まで指して千日手が成立。指し直し局は藤井七段1時間、菅井八段が2時間29分の持ち時間でスタートした。先手・菅井八段が千日手局と同じく四間飛車穴熊に構えると、今回は相穴熊を選択した藤井七段。再び膠着(こうちゃく)状態となるなか、菅井八段の打開策を巧みに切り返して主導権を握ると、そのまま押し切った。終局は午後10時36分だった。
 準決勝への抱負を聞かれた藤井七段は「次の対局も非常に大事ですが、普段通り落ち着いて指せれば」と答えた。
 屋敷伸之九段(48)が持つ史上最年少タイトル挑戦記録(17歳10カ月)を藤井七段が更新する可能性を残しているのはこの棋聖戦のみで、望みをつないだ。屋敷九段の最年少タイトル獲得記録(18歳6カ月)は棋聖戦のほか、今年の王位戦、王座戦、竜王戦で塗り替えられるチャンスがある。
 菅井八段との対戦成績は3勝2敗に。2人は第61期王位戦挑戦者決定リーグ白組(中日新聞社主催)でも3連勝でトップに並んでおり、直接対決の大一番を控える。再び激闘が繰り広げられるはずだ。
 藤井七段の今年度成績は53勝12敗で勝率0・815。勝数、勝率のランキング2部門でトップに輝いた。3年連続勝率8割以上は史上初の快挙となった。
 棋聖位は現在、渡辺明三冠(35)が保持している。渡辺棋聖に挑む五番勝負は6~8月に行われる。

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