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【最年少冠へ】藤井聡太七段 3連勝で首位ターン 稲葉陽八段に大逆転勝利 史上初3年連続勝率8割以上確定 王位戦挑戦者決定リーグ白組

2020年3月24日 20時23分

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稲葉陽八段に勝った藤井聡太七段

稲葉陽八段に勝った藤井聡太七段

 将棋の高校生棋士・藤井聡太七段(17)は24日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第61期王位戦挑戦者決定リーグ白組3回戦(中日新聞社主催)で稲葉陽八段(31)を129手で撃破。3連勝で首位での折り返しを決めた。稲葉八段は1勝2敗。
 盤上は先手・藤井七段の注文を稲葉八段が受けて立って角換わり腰掛け銀に。両者は昨年1月20日の第12回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント1回戦でも先後逆ながらこの戦型で戦っており、その時は藤井七段が勝利。今回は稲葉八段が新工夫を見せたのに対し、藤井七段は3回連続長考の末、強襲を敢行。余される展開となり窮地に追い込まれるも、そこから勝負手を連発して難解な局面に誘導すると、最後に稲葉八段に悪手が出て大逆転した。消費時間は藤井七段3時間59分、稲葉八段3時間41分。終局は午後7時36分だった。
 「読み筋が当たらず形勢的にも時間的にも苦しくなった」と振り返った藤井七段。3連勝について聞かれると「残り2局も最善を尽くして勝ちたい」と力強く結んだ。
 これで藤井七段の今年度成績は52勝12敗で勝率0・8125(未公開対局含む)。勝率8割台を確定させ、3年連続8割以上という史上初の快挙を達成した。
 屋敷伸之九段(48)が持つ最年少タイトル獲得記録(18歳6カ月)更新へ向け、藤井七段に残されているチャンスは4棋戦。今年の棋聖戦、王位戦、王座戦、竜王戦となっている。
 王位は現在、木村一基王位(46)が保持。王位リーグは12人が紅白2組に分かれて戦い、最後は各組の優勝者が挑戦者決定戦に臨む。木村王位に挑む七番勝負は7~9月に行われる。

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