美川の日本遺産追加祝う 記念式典 文化庁次長から認定証

2020年10月26日 05時00分 (10月26日 10時47分更新)
市無形民俗文化財の祝い唄「御酒」を披露する美川御酒保存会員ら=白山市美川文化会館アクアで

市無形民俗文化財の祝い唄「御酒」を披露する美川御酒保存会員ら=白山市美川文化会館アクアで

  • 市無形民俗文化財の祝い唄「御酒」を披露する美川御酒保存会員ら=白山市美川文化会館アクアで
  • 文化庁の矢野和彦次長(左)から認定証を手渡される山田憲昭市長=白山市美川文化会館アクアで
 白山市美川地域の文化財など九件が日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間〜北前船寄港地・船主集落〜」に追加されたことを祝う記念式典が二十五日、市美川文化会館アクアで開かれた。文化庁の矢野和彦次長が同市の山田憲昭市長ら三市町の首長に日本遺産の認定証を手渡した。認定記念の「北前船フォーラム」もあり、住民ら約百五十人が登録を盛大に祝った。(吉田拓海)
 文化庁は今年六月、同市や志賀町、大阪府泉佐野市に残る北前船に関連する遺産を日本遺産に追加した。美川地域には、江戸から明治にかけて日本海の海運で活躍した商船「北前船」の船主が住んだ集落があり、交易で栄えた。
 式典では冒頭、美川御酒(ごんしゅう)保存会員十一人が、日本遺産に追加された北前船に由来する祝い唄「御酒」(白山市無形民俗文化財)を力強く伸びやかに歌い上げた。
 同市の山田市長は「認定を受けることができ、ほっとした。文化や歴史を受け継いで内外に発信したい」と喜びを語っていた。
 北前船フォーラムでは、北前船について著作がある歴史紀行作家の加藤貞仁さんを交えた専門家三人が、北前船が運んだ富や文化について講演した。

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