深谷、SG初優出 初V 大村SGボートレースダービー

2020年10月26日 05時00分

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 長崎県・大村ボートのナイターSG「第67回ボートレースダービー」は25日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、1号艇の深谷知博(32)=静岡=がインからコンマ06のトップSで逃げを決め、ビッグ初優出で優勝。賞金3900万円を獲得して今年の獲得賞金額は8900万円を超え同ランクは5位に急浮上。暮れのグランプリ初出場を確実なものとした。2着はBS立て直し2Mで上平真二に競り勝った毒島誠、大接戦の3着には佐藤翼が入った。

◆重圧はねのけた

 堂々のVロードを駆け抜けた。予選トップ通過の深谷が準優、優勝戦ともに1号艇のプレッシャーを全く感じさせない走りで、SG初優勝をたぐり寄せた。コンマ06のトップSから一気に先マイ。「ホッとしました。1マークはハンドルがしっかり掛かったし、大丈夫だと思った」と万全の体勢で臨めた優勝戦だった。
 今節は流れもきていた。初日は前付け艇を受け入れてカドから1着、3日目はF艇が2艇出て恵まれての白星。実力だけではない。レースのツキも存分に自分のものにしていた。「流れはすごく大きい。流れが押してくれている感じ」。そうした追い風が吹く中、このSG戴冠は必然のものだったのかもしれない。
 2008年11月・浜名湖でのデビュー戦は初出走で勝利。GI制覇も14年の浜名湖で初優出Vだった。そして今回のSGも初優出で優勝。「ダービーは勝率がないと出られないSGだし、うれしい」。初めてのプレッシャーに負けることのない心の強さは、深谷の持ち味の一つとも言える。

◆賞金ランク5位

 この優勝で賞金は約8900万になり、獲得賞金ランクは5位まで浮上。年末のグランプリでトライアル2ndから出場できる可能性も高まった。「これで年末のグランプリが見えてきた。初めて出場できそうだけどこれで満足せず、気を引き締めていきたい。これからも応援していただいている方のために、一歩一歩頑張っていきます」。絶好のチャンスを生かし切った深谷が、このままチャレンジカップ、そして年末のグランプリまで一気に突っ走る。 (橋口文子)

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