150キロ超のエース出番なし 120キロ後半で7回8K無失点…中京大中京“背番号10”柴田の好投で準決勝進出

2020年10月26日 08時19分

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海星―中京大中京 先発し好投する中京大中京の柴田

海星―中京大中京 先発し好投する中京大中京の柴田

  • 海星―中京大中京 先発し好投する中京大中京の柴田
◇25日 秋季高校野球東海大会 中京大中京 7―0 海星=7回コールドゲーム(四日市市営霞ケ浦球場)
 中京大中京(愛知1位)が海星(三重3位)に7―0の7回コールドゲームで圧勝、県岐阜商(岐阜1位)、三重(三重1位)、岐阜第一(岐阜3位)も勝ち上がった。31日の準決勝は三重―中京大中京、岐阜第一―県岐阜商の対戦となった。
 静かに燃えた背番号「10」が躍動した。初戦を任された中京大中京の柴田青投手(2年)は1回1死一、二塁のピンチを内野ゴロ2つで乗り切ると、その後も丹念に低めを突いた。120キロ台後半ながら切れのあるボールを投げ込み、7イニングを四死球なし、8三振で無失点だった。
 昨秋の神宮大会を制するなど、公式戦28戦無敗だった旧チームの3年生がスタンドから見守る中でのマウンド。エース畔柳(2年)が控える中で「全力でいけるところまで」と心掛けた。その投球の安定ぶりは高橋監督が5回をめどに継投する想定を覆したほど。柴田は「投げ切れたことは自信になる」と胸を張った。
 最速150キロ超のエースとは、投球スタイルも、マウンドでの立ち振る舞いも対照的だ。「畔柳は熱くなるけど、自分は基本は落ち着いて、ピンチだけ気合を入れる」と柴田。一方で、練習時から投球の改善点を指摘し合うなど、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。
 旧チームに比べれば「実力は及ばない。全く別のチームだと意識している」と柴田は認める。それでもエースに頼らずとも勝ち切る選手層の厚さで好発進した。「目指すは2連覇。機会があれば、次戦以降も自信を持って投げたい」。柴田は静かに闘志を燃やした。

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