日本伝統工芸展 力作341点 県立美術館

2020年10月25日 05時00分 (10月25日 11時54分更新)
東京都知事賞を受賞した中田博士さんの「真珠光彩壺」(手前)など力作が並ぶ日本伝統工芸展金沢展=金沢市出羽町の県立美術館で

東京都知事賞を受賞した中田博士さんの「真珠光彩壺」(手前)など力作が並ぶ日本伝統工芸展金沢展=金沢市出羽町の県立美術館で

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 国内最大規模の伝統工芸の公募展「第六十七回日本伝統工芸展」金沢展が、金沢市出羽町の県立美術館で開かれている。東京都知事賞を受賞した中田博士(ひろし)さん(40)=小松市=の「真珠光彩壺(しんじゅこうさいつぼ)」をはじめ、入選作など三百四十一点を紹介している。十一月三日まで。
 中田さんの作品は、花のつぼみを球状にかたどり、らせん状の曲線が口に向かって描かれた白磁器。優美な形と線の輝きが目を引く。このほか日本工芸会奨励賞に選ばれた村上浩堂(こうどう)さん(59)=金沢市=の象嵌花器(ぞうがんかき)「連樹(れんじゅ)」は、モダンな形状の器に異なる金属を重ねてはめ込む重ね象嵌の技を駆使し、深い森をイメージさせている。
 今年は陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の七部門に千二百八十点の応募があり、入選数は五百六十三点。県内在住者の入選は全国最多の六十二点だった。(松岡等)

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