さい銭泥棒被害100回超 愛西・大法寺の住職「つらいことがあるなら話して」

2020年10月25日 05時00分 (10月25日 11時30分更新) 会員限定
100回以上、さい銭泥棒の被害に遭ったさい銭箱と、長谷雄住職=愛西市稲葉町の大法寺で

100回以上、さい銭泥棒の被害に遭ったさい銭箱と、長谷雄住職=愛西市稲葉町の大法寺で

  • 100回以上、さい銭泥棒の被害に遭ったさい銭箱と、長谷雄住職=愛西市稲葉町の大法寺で
 浄土宗大法寺(愛西市稲葉町)が五年ほど前から、さい銭泥棒の被害に遭い続けている。ほとんどが同一犯とみられるが、長谷雄蓮華(はせをれんか)住職(48)は「さい銭で助けられるなら」と寛容の姿勢をとり、犯人との対話を求めている。 (深世古峻一)
 寺では線香立てと一体となったさい銭箱を設けた約五年前から、さい銭を抜き取られる被害に遭い始めた。鍵がかけられるタイプのさい銭箱だが、あえて鍵をかけず、二千円程度を残していた。「さい銭に手をつけるのはよっぽどのこと。本当に大変な状況ならば、さい銭でお助けするのは当然」と長谷雄住職。警察への被害届も出さなかった。
 加えて、さい銭箱の引き出しには、犯人へのこんなメッセージもテープで貼り付けた。
 「賽銭(さいせん)箱に手をかけたあなたへ どうしても必要なときは お地蔵様に手を合わせて下さい おぼうさんとお話しませんか」
 だが、住職の思いとは裏腹に犯行はやまず、被害件数は百回を超えた。やむを得ず、六月中旬に初めて鍵をかけた際は、重さ二十キロ以上のさい銭箱ごと持ち去られそうになった。...

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