<みかわの名建築>(2) 蒲郡クラシックホテル(蒲郡市竹島町)

2020年10月25日 05時00分 (10月25日 11時25分更新) 会員限定
西洋と日本の伝統的な建築を採り入れた蒲郡クラシックホテル=蒲郡市竹島町で

西洋と日本の伝統的な建築を採り入れた蒲郡クラシックホテル=蒲郡市竹島町で

  • 西洋と日本の伝統的な建築を採り入れた蒲郡クラシックホテル=蒲郡市竹島町で
  • 創業時の雰囲気を残すフロント=蒲郡市竹島町で
  • 皇族らも宿泊したロイヤルスイートルームのベランダ。眼下に竹島を望む=蒲郡市竹島町で
 洋館と日本建築を融合させたような外観が印象的な蒲郡クラシックホテル(蒲郡市竹島町)は、一九三四(昭和九)年に「蒲郡ホテル」として開業した。新幹線の車窓から「お城みたいな建物がある」といぶかしがる人も多いとか。
 鉄筋コンクリートの館の上に鉄骨の骨組みを載せ、入り母屋造りの木造屋根を掛けた構造。緑色の屋根は銅板でふいてある。
 同時期に建てられた東京の九段会館(旧軍人会館)や愛知県庁、名古屋市役所など「帝冠様式」と呼ばれる建物群と同じ系譜かと思いきや、名古屋大大学院環境学研究科の西沢泰彦教授(60)=建築史=は「意味合いがまったく違う」と言う。
 蒲郡ホテルは、昭和初期に外貨獲得のため外国人観光客を誘致しようと、政府が進めた国際観光政策の一環で建設された。...

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