GoTo食事券 県内あすから 「赤富士」「青富士」の2種類

2020年10月25日 05時00分 (10月25日 05時01分更新)
 国の外食消費喚起策「Go To イート」事業で、県内の飲食店で使えるお得な食事券の販売と利用が二十六日から始まる。券は二種類あり、販売場所や購入手順も異なる。事業主体の商工団体は買い求める人が両者を混同したり、混雑による「密」を作ったりしないよう準備に腐心している。 (久下悠一郎)
 食事券には商工会議所系の「赤富士」と商工会系の「青富士」があり、赤富士は八千円で一万円分、青富士は一万円で一万二千五百円分の食事券が手に入る。使えるのはそれぞれの加盟店のみで互換性はないが、各商工団体が注意を促した結果、現状では二種類とも加盟する店が増えた。
 むしろ購入方法の違いや複雑さによる混乱が懸念される。赤富士は郵便局とファミリーマートで、青富士は県内の商工会の窓口とローソン、ミニストップで販売するが、郵便局での取り扱いは十一月二日から。各コンビニは店内端末で引換券の発行が必要になる。
 浜松商工会議所は「商工会と勘違いして買いに来る人がいる」(担当者)とみて、窓口販売をしていないことを知らせる張り紙を会館の各所に掲示。訪れた人には青富士を扱う浜名、浜北の両商工会を紹介する。
 青富士を販売する磐田市商工会は申込用紙の記入台を置き、間隔を空けて並ぶように誘導。三支所でも扱い購入者の分散を図る。寺田政孝事務局長は「待機場所がなく、外に行列ができる可能性もある。晴れるといいが…」と気をもむ。
 ローソンは店内端末「Loppi」に不慣れな人でもワンタッチで手続きに進める画面表示を工夫。発券用紙を切らさないように在庫の確保を各店に求めた。広報担当者は「ウェブで申し込みが殺到し、早く完売してしまうかもしれない」と注意を呼び掛ける。

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