平井敦士監督「フレネルの光」富山で上映へ

2020年10月24日 05時00分 (10月24日 10時48分更新)
平井敦士監督の映画「フレネルの光」のポスター

平井敦士監督の映画「フレネルの光」のポスター

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 今年のスイス・ロカルノ国際映画祭で短編部門のコンペティションにノミネートされた富山市出身の平井敦士監督(30)=パリ在住=の作品「フレネルの光」(フランス語題「Retour à Toyama」)が、同市のほとり座で三十一日から特別上映される。
 平井監督は高校卒業後、東京の映像専門学校を経て渡仏。パリの映画学校で学んだ後、フランスのダミアン・マニベル監督の助監督などを務めた。マニベル監督の新作「イサドラの子どもたち」が公開されるのに併せ、平井監督の作品も上映する。
 「フレネルの光」は平井監督の故郷である富山市水橋地区で昨年八月に撮影。監督自身を投影した主人公が、久しぶりに帰った故郷の人や土地の変化に揺れ動く心情をドキュメンタリータッチで描いた作品。ロカルノでは受賞は逃したが、ノミネートによって世界各地の映画祭から上映オファーを受けている。
 マニベル監督の「イサドラの子どもたち」はモダンダンスの祖とも呼ばれる米国ダンサーのイサドラ・ダンカンが二十世紀初頭に創作したダンス『母』と、四人の女性たちの出会いを追ったドキュメンタリー。ロカルノ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した。ほかにマニベル監督の「日曜日の朝」「パーク」「犬を連れた女」「若き詩人」も上映する。
 「フレネルの光」の上映は三十一日、十一月一、三、八、九日の五回。「イサドラの子どもたち」は三十一日から十一月十三日まで(十一月三日を除く)。ほかの作品の上映日、時間などは、ほとり座のホームページで。(問)ほとり座076(422)0821。 (松岡等)

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