巨人はファンを楽しませすぎ?中川1人だけで…「後ろの不安」が今、現実になっている【大島康徳評論】

2020年10月24日 06時00分

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クローザーは不安?デラロサは9回を締められず交代…

クローザーは不安?デラロサは9回を締められず交代…

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◇23日 巨人5-4阪神(東京ドーム)
 勝つには勝ったけど、ジャイアンツはファンを楽しませすぎちゃうね。楽勝の試合展開だよ。それなのに中川1人が欠けているだけでも、終盤にバタバタしてしまう。開幕前に危惧していた「後ろの不安」が今、現実になっている。
 今村はいい投球をしても、1つのピンチで落ち着きを失い、一方的な流れをこれほど完全に切ってしまう。勝負どころを分かっていない。「一皮むける」チャンスを自分でダメにした。厳しい言い方だが、これでは勝ってもあまり意味がない。そして、デラロサだ。20日のヤクルト戦でも試合を締められなかった。これだけ制球に不安があっては、クローザーで使うのは難しい。
 マジックは減っているし、優勝はする。でも、この試合展開で残り2イニングをすんなり逃げ切れないというのは、大きな不安材料。この不安を抱えたまま、日本シリーズでパ・リーグのチームを相手に戦えるのだろうか。
 中川が間に合えばいいが、そうでないとベンチワークも大変だ。先発を引っ張ろうとすれば(イニング途中など)交代のタイミングが難しい。先発を早めに降ろせば、その後の継投が厳しい。昨年の日本シリーズは0勝4敗だった。今のままでは「悪夢の再現」がないとは言い切れない。(本紙評論家)

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