250歳イヌマキ、県庁に 浜松の天野さん半世紀手入れ

2020年10月24日 05時00分 (10月24日 05時03分更新)
手塩にかけて育ててきたイヌマキの前に立つ天野和幸さん=浜松市中区で

手塩にかけて育ててきたイヌマキの前に立つ天野和幸さん=浜松市中区で

  • 手塩にかけて育ててきたイヌマキの前に立つ天野和幸さん=浜松市中区で
  • 県庁に寄贈移植されたイヌマキ(県提供)

 県庁本館前東側に、浜松市中区花川町でバラ園を管理する天野和幸さん(80)が寄贈した樹齢約二百五十年のイヌマキが移植された。天野さんが四十八年前から手入れしているもので、「手塩にかけて育てた娘が嫁入りする感覚」と話す。 (篠塚辰徳)
 イヌマキは常緑高木で、主に生け垣や庭木に利用される。天野さんは一九七二年ごろ、浜松市内の古民家から分けてもらった。当初は高さ三メートルほどだったが、今では約四メートルに成長。昨春、川勝平太知事がバラ園を視察した際、天野さんが「ぜひもらってください」と提案し、寄贈に至った。
 県庁には二十日に移植された。天野さんは植え替えに先立ち「化粧直しと思って五〜六時間かけて刈り込みしたんだよ」と誇らしい表情で語り、「初詣にぜひ様子を見に行きたいね」と笑顔を見せた。

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