ホタル舞う水辺 もう一度 鳥越住民 ビオトープ再生へ  

2020年10月24日 05時00分 (10月24日 05時03分更新)
雑草に覆われ水が枯れた綿ケ滝親水公園のビオトープ=白山市下吉谷町で

雑草に覆われ水が枯れた綿ケ滝親水公園のビオトープ=白山市下吉谷町で

  • 雑草に覆われ水が枯れた綿ケ滝親水公園のビオトープ=白山市下吉谷町で

来月から親水公園で活動


 野生のホタルがすめる自然環境を整備しようと、白山市鳥越・吉原地区の住民十六人が、ボランティア団体「綿ケ滝親水公園ほたるの会」を立ち上げた。手取峡谷に流れ込む落差約三十二メートルの「綿ケ滝」(同市下吉谷町)に隣接する同親水公園内のビオトープ(生物がすめる環境)を再整備する。第一回の草刈りや清掃を十一月八日に行う。(吉田拓海)
 親水公園は約十五年前、旧鳥越村が建設し、約五千五百平方メートルの広さ。完成当時は、農業用水から取水した透明な水が流れる小川や池があった。散策路も整備されていたが、現在は水が止められて池は干上がり、公園は雑草に覆われている。
 この親水公園を再び整備し、故郷の自然を保全する場にしようと、同市下吉谷町の畑昌幸さん(64)らが仲間を募り、今月十七日、ほたるの会を立ち上げた。
 当面の目標は、かつては一般的に見られたホタルやオニヤンマが生息できる水辺環境を復活させることだ。畑さんは「今ではホタルを見たことがない子どももいる。見せてあげたい」と意気込む。
 旧鳥越村職員時代に親水公園の設置に携わった西山衛副会長(74)=同市西佐良町=は「山村の良さを生かした公園にしたい。個人的にもビオトープの再生はうれしい」と話していた。

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