<コロナとエンタメ> 東京映画祭、変革の試金石

2020年10月24日 05時00分 (10月24日 12時58分更新) 会員限定
「東京国際映画祭」ラインアップ発表記者会見に出席した(左から)深田晃司監督、役所広司、是枝裕和監督=東京・六本木で

「東京国際映画祭」ラインアップ発表記者会見に出席した(左から)深田晃司監督、役所広司、是枝裕和監督=東京・六本木で

  • 「東京国際映画祭」ラインアップ発表記者会見に出席した(左から)深田晃司監督、役所広司、是枝裕和監督=東京・六本木で
 33回目を迎える東京国際映画祭が31日から10日間、六本木を中心に開かれる。新型コロナウイルスが猛威を振るう今春以降、国内外の映画祭の多くが中止や延期を迫られた。従来の企画や催しの実施が難しい映画祭の逆境は、マンネリ化などを打破する変革の契機との声も挙がる。(古谷祥子)
 九月末にあった東京国際映画祭のラインアップ発表記者会見。今年のアンバサダーを務める役所広司や新企画「アジア交流ラウンジ」に携わる是枝裕和監督らが壇上に立った。役所は、出演作品の撮影や公開日程に影響が出ている現状に言及し「少しでも映画界を活性化するために何か役立てればと思い、ここに立たせてもらっている」と語った。
 新型コロナウイルスの影響は世界的な映画祭に及ぶ。カンヌは事実上の中止、北京や上海は規模を縮小した。世界中から監督や俳優が集まったベネチアも厳重に感染対策を講じ、レッドカーペットは無観客。東京は春先から開催可否を検討し、劇場に観客を入れての開催を決断した。安藤裕康チェアマンは「ネットで見るのとは違う映画の楽しさを、お客さん同士で共有する喜びを再認識してほしいと一致した」と説明する。
 海外ゲストは来日できず、経済...

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