連帯責任どこまで必要? 大学運動部、大麻使用で活動停止

2020年10月23日 05時00分 (10月23日 05時01分更新) 会員限定
部員の薬物使用に関して記者会見する(左から)伊藤栄治硬式野球部長、山田清志学長、内山秀一教学部長=神奈川県平塚市で

部員の薬物使用に関して記者会見する(左から)伊藤栄治硬式野球部長、山田清志学長、内山秀一教学部長=神奈川県平塚市で

  • 部員の薬物使用に関して記者会見する(左から)伊藤栄治硬式野球部長、山田清志学長、内山秀一教学部長=神奈川県平塚市で
 大学の運動部員による大麻使用が相次いで発覚している。近畿大サッカー部に続き、東海大硬式野球部でも明らかになり、両部とも無期限の活動停止に追い込まれた。再発防止策の徹底や当事者が処分を受けるのは当然としても、直接関係していない部員にも累が及び、プレーできなくなることには異論も出ている。連帯責任はどこまで必要なのか。 (中沢佳子)
 「誠に遺憾であり、責任を痛感している」。東海大の山田清志学長は十七日、神奈川県平塚市の同大で開かれた記者会見で、そう述べて頭を下げた。
 大学によると、薬物の使用の疑いがあるとの外部からの電話を基に調査し、部員数人が寮で「興味本位で使った」と認めた。同部は開催中の首都大学野球秋季リーグ戦を辞退し、十八日の武蔵大戦は不戦敗の扱いに。同リーグで昨秋まで四季連続七十三回優勝、全日本大学選手権を四回制した名門が、最下位に沈んだ。
 スポーツ界で連帯責任を取る例は珍しくない。五日に部員の大麻使用が判明し無期限の活動停止になった近畿大サッカー部は、関西学生サッカー連盟リーグ戦への出場を辞退。二〇〇九年には同大ボクシング部員二人が強盗事件を起こして廃部になり、一二年まで復活でき...

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