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「きょうだけは褒めてください」 中日・大野雄 球団記録更新45イニング連続無失点 圧巻の完封劇で今季6度目完封&10勝

2020年10月23日 06時00分

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自身10勝目を挙げ、「10」の風船を掲げる大野雄

自身10勝目を挙げ、「10」の風船を掲げる大野雄

 ◇22日 中日1―0DeNA(ナゴヤドーム)
 中日・大野雄大投手(32)が今季6度目の完封勝利を飾って自身5年ぶりとなる2桁勝利に到達した。継続中だった連続イニング無失点は球団記録を64年ぶりに更新して『45』に。チームを2012年以来となる貯金7に導いたエースが新たな歴史を刻んだ。
 球団記録を64年ぶりに更新する45イニング連続無失点に、球団33年ぶりのシーズン6完封。さらに自身5年ぶりの2桁勝利…。そんな数字よりも完投できたことが誇らしかった。わずか1点のリードを守り切った大野雄はお立ち台でこう叫んだ。
 「きょうはいろんなことが詰まった試合。自分が最後まで投げきることでチームにプラスのことが生まれると思って投げてました。きょうだけは褒めてください」
 守護神のR・マルティネスが離脱した。終盤の強さを支える福と祖父江は2連投中。この日は6連戦の3戦目で、23日は東京に移動しての試合が控える。「正直、疲労困憊(こんぱい)やと思う」。状況を打開する決意で臨んでいた。
 7回までは二塁も踏ませなかった。ヤマ場は8回。2死から連打などで二、三塁とされ、代打の楠本には粘られた。「真っすぐで押し込んでいたけど、だいぶ力んでいた」。冷静に自己分析し、8球目のフォークで空振り三振。雄たけびを上げ、グラブをたたいた。
 この時点で111球。「よし。あともう1イニングや」。降板する選択肢はなかった。直後の打席に立ち、9回のマウンドへ。1死から神里の投ゴロを後ろ向きでキャッチし、ボルテージは最高潮。最後は一発逆転の場面でソトを中飛に打ち取り、126球で完結させた。
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