いじめ認知 富山県内最多1760件 19年度

2020年10月23日 05時00分 (10月23日 09時58分更新)

1000人当たり 全国2番目少なさ


 富山県内の学校のいじめの認知件数は二〇一九年度で千七百六十件になり、前年度より三百六十件増えて過去最多となった。千人当たりの件数は全国で二番目に少なかった。文部科学省が二十二日、問題行動・不登校調査を公表した。全国の国公私立の小中高校と特別支援学校が認知したいじめは、前年度より六万八千五百六十三件増えて六十一万二千四百九十六件となり、過去最多を更新した。
 富山県内のいじめ認知の内訳は小学校が二百五十五件増の千四十九件、中学校は七十一件増の五百二十六件、高校は三十件増の百五十四件、特別支援学校は四件増の三十一件だった。冷やかしやからかい、悪口を言われるなどのいじめが小学校で七割ほど、中学と高校で六割ほどを占めた。中学と高校では、スマートフォンなどの通信機器による誹謗(ひぼう)中傷が一割強あった。
 県教委小中学校課の担当者は「積極的な認知が進んだ上での数字ではあるが、丁寧な対応が必要。校内の取り組みだけでなく、スクールカウンセラーなど専門家の力を借りながら、相談体制や支援体制を強化する」と話した。千人当たりの件数が全国で二番目に少なかったことについては「全てのいじめを認知しているわけではないので、いじめが少ないと捉えてはいない」と言う。

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