目覚めたアタッカー・国士舘大FW松岡大智が2年前最下位の“屈辱”晴らす

2020年10月23日 06時00分

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調子を上げている国士舘大FW松岡。より一層のチームけん引に期待が持てるJ(C)UFA/Reiko Iijima

調子を上げている国士舘大FW松岡。より一層のチームけん引に期待が持てるJ(C)UFA/Reiko Iijima

  • 調子を上げている国士舘大FW松岡。より一層のチームけん引に期待が持てるJ(C)UFA/Reiko Iijima
◇関東大学サッカー「旬の男たち」
 後半戦に突入した第94回関東大学サッカー1部リーグ(東京中日スポーツ後援)は24日に第14節を迎える。来年1月の全国大会行きを懸けた激闘が続くが、1部復帰1年目の国士舘大が健闘を見せ、その出場圏内となる4位に位置している。
 2年前の1部リーグで最下位に沈んだ「屈辱」を晴らしたいとチーム内で人一倍勇むのが、背番号10のFW松岡大智(4年・C大阪U―18)だ。緩急をつけたドリブルと左足シュートが持ち味。序盤戦こそ力み気味で結果を出せなかったが、5試合目で待望の今季初ゴール。それ以降は9戦で5得点と暴れている。
 高校の途中までは単なるドリブラーだったという。
 「ドリブルで相手を抜けたら(それで)いいみたいな感覚が正直あったんですけど、ドリブルだけじゃダメという指導を受けました。何が必要かと考えたときに点を決めることだと思いました」
 目が覚めたアタッカーはシュート力の強化に努めるようになった。大学入学後は、「(自主練に励む姿を)人に見られたくないんです」という理由から、仲間がいない時間帯のグラウンドで自分磨きに汗を流してきた。
 1年時の2部リーグでは4試合しか出られずにノーゴールに終わり、2年時の1部では12戦で3得点にとどまった。しかし、再度2部でのプレーとなった昨季は21試合で9ゴールをマークした。
 「最初は1年からレギュラーで試合に出る気持ちでいたんですけど、そんなに甘くはありませんでした。でも、あきらめないで真摯(しんし)にサッカーに向き合ってきたからこそ、3年のときに結果を残せたんだと思います。僕は下からのし上がるタイプなんです」
 1部昇格に貢献して充実感を味わった昨季を経て、今季は大学ではまだ経験できていない全国大会への出場を目指す。
 「全国大会には絶対に出たいですし、そのためにも僕がゴールを決めてチームを勝たせていきたいです。(自身の)調子が上がっている実感がありますし、最低でも10点は取ります」
 難しい体勢でもシュートをどんどん放っていく貪欲さが目を引く。今リーグで個人最多シュート数を記録しているレフティーが相手守備陣にギラギラと挑む。

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